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2012/07/07

中東映画はカルチャーショック

だよね。文化が違いすぎて、同じ世界とは思えない。

 

■ ミラル - Julian Schnabel (2010 仏伊以印)

「潜水服は蝶の夢を見る」のSchnabel監督。原作とゆうか、彼が映画化した元となるのはイタリアで活躍しているジャーナリストRula Jebrealの自伝小説なんだって。もともと、美しすぎるインド出身女優Freida Pinto目的笑。キレイだよねー!!!大好き。内容は、イスラエルの建国宣言とか中東戦争とか、顕著に関わってくるから、背景はさっぱりだったけれど、知るキッカケになった。まさにカルチャーショック。個人的には、とってもわかりやすく説明されている構成で…途中ドキュメンタリーに感じることもあった。本編はMiralとは別に、Hindとゆう女性で始まり、彼女で終わるんだけど、本当にかっこいい人だった。"死"とゆうものを近づけようとすれば、簡単に近づけられる場所と時代。


 

■ 私が女になった日 - Marzieh Meshkini (2000 イラン)

死ぬほど良かった、俺の中ではかなり傑作の位置。まず監督のメモ…Makhmalbaf映画一家の母親で、つまりMohsen Makhmalbafの妻。ファミリーネームが違う理由は知らなーい!!!作品は3部構成になっていて、どれも女性が主人公。少女から始まって老婆で終わる、それと同時に朝から始まって夕暮れに終わる。それだけでも魅力的で美しいよね。そこにイスラムの決まりごととか、習慣が関わってきて、カルチャーショックだよ。

「Hava」9歳の誕生日を迎える少女の話。イスラムで女性は9歳になる髪をベシャールとゆうスカーフで隠し、男性とも交際しない決まりがあるみたいで、昨日まで遊んでいた男の子の友達とも普通に遊べなくなっちゃう。9歳にしては小さい女の子だなーってちょっと思ったけれど、しっかり女性だった。短い時間の中で、女性になってゆく成長を演出で感じた。昼までに戻るために地面に立てた枝の影を確認しながら、だんだん昼が近づいてくる=女性へとなる時が迫ってくるみたいに感じた。第3部の話につながるシーンもあったり、かなり濃い。

「Ahoo」すごい。何が凄いかってゆうと、知っているイランのイメージを大いに崩すビジュアル!!!何とゆうかわからないけれど、黒い宗教衣装に身を包んだ大勢の女性たちが自転車に乗ってかっ走っているシーンで始まる。ヤバイ!!!って思った。男とかいろんな柵から懸命に逃げているように感じたね。でもその大勢の中には、そんな柵のないような軽装で音楽を聴きながら自転車に乗っている女性もいて、競うシーンも何かを投影しているように感じられた。ラストはどうにも変えられない現状も???

「Hoora」老婆。2度観た、何が伝えたいのかを絞り取ろうと思ってね。第1話とも第2話ともつながる節があって、そうゆうの好きだからニヤニヤした。車椅子に乗った老婆が、ショッピングセンターで買い物をするんだけど…つながりのわからない子供たちが彼女の買い物を手伝う内容。昔の恋の話をして、買い忘れがないように指に結んだ糸を1つずつ外したりしながら、ショッピングするの。1人用には大きすぎる家具ばっかり買うの。最後に指に残った糸が何を買うための印なのか思い出せずに終わるんだけど、何を忘れていたのかなー…って。観た人とそれについて話してみたい。

「Hava」がドラマで、「Ahoo」が…なんだろうアクションかな笑、「Hoora」はアート。観方を変えて観る必要があったけれど、無理に変えずに自然と変われた。初めてMarzieh Meshkini監督の作品を観賞したわけだけれど、彼女の幅の利かせ方に圧倒されたね。まぁ、脚本は旦那だから彼の技量なのか…わかんない。とにかく最高。カルチャーショック最高。ciaoh

2 件のコメント:

  1. 観たい…; ;

    ミラルは観たよー:)

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    1. 最初、誰が誰で…ってならなかった???(ミラル)

      「私が女になった日」は、傑作。

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