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2012/07/21

Frank Oceanとゆう人

を知っている??? ちょっと長くなりそう。



1987年生まれの蠍座。アメリカ合衆国、ルイジアナ州出身のR&Bシンガー(と呼ばれることを彼自身は嫌っている…らしい)、ラッパーでもある。

2010年にLAのヒップホップ・アーティスト集団「OFGWKTA(オッド・フューチャー)」のメンバーとなった彼は、その頃から注目を集め始め、Justin BieberやJohn Legendといったアーティストなどにも楽曲の提供をしているよ。2011年の2月頃には無料のミックステープ「Nostalgia, Ultra」をリリース。と、彼のことを知ったのも、去年の春に発売されたTyler, The Creator(OFGWKTAのリーダー)のセカンド・アルバム「Goblin」に魅せられて、調べたのがきっかけ。「Nostalgia, Ultra」を聞くと、一言で彼のことをR&Bシンガーと呼ぶには適さないことに気付くよ。その中で、もっとも印象に残っている曲が「Swim Good」とゆう曲。



衝撃的な映像(意味不明なマスクとかカタカナとか笑)ももちろんだけど、1番の印象は歌詞。ちょっとだけHOOKの部分を抜粋して、つたない翻訳をメモすると…

I'm about to drive in the ocean
I'mma try to swim from something bigger than me
Kick off my shoes and swim good, and swim good
Take off this suit and swim good, and swim good, good

海の中をドライブしちゃってる
俺より大きな何かから泳ぐ挑戦をしようとしている
靴なんか蹴り落としてとにかく泳ぎ、泳ぎ
このスーツも脱いでとにかく泳ぎ、泳ぐんだ

と、直訳的ではあるけれど笑。この歌詞からいろんな想像とゆうか、例えをすることができるでしょう???自分より大きな何かってゆうのは、壁であり、恐ろしいものであるから、それに対して越えられるように努力すべき時もあれば…それから逃げる(泳ぐ)べき時もある。特にこの曲の場合は、越えたくても越えられない何かに対して、と解釈を俺はして、自分と重ね合わせてしまったから、その靴も身に纏う余計なものも全部脱ぎ捨てて、ひたすら忘れる、逃げるってゆう表現に心を打たれるものがあったね。

それでね、先日予定よりも1週間くらい早くiTunesで配信され始めた、彼のファースト・アルバムが↓これ。「Channel ORANGE」だよ。



このアルバムの試聴会でのこと、何曲か歌詞の内容が男性を想って書いたものなんじゃないか!?ってゆう指摘を受けたみたい…。それが噂で、疑惑も広まって、彼は今月の初めに自身のブログ(tumblr)で、ある文章を発表。それはアルバムのブックレットへ記載する予定だった文章とのこと。それが↓コレ。



また、つたない翻訳だけど…ところどころ抜粋する。

4 summers ago, I met somebody. I was 19 years old. He was too. We spent that summer, and the summer after, together. Everyday almost. And on the days we were together, time would glide. Most of the day I'd see him, and his smile. I'd hear his conversation and his silence ... until it was time to sleep. Sleep I would often share with him. By the time I realized I was in love, it was malignant. It was hopeless. There was no escaping, no negotiating with the feeling. No choice. It was my first love, it changed my life.

4年前の夏、ある人に出会ったんだ。俺は19歳だった。彼も同じ。俺らはその夏一緒に過ごしたよ、夏が終わってからも(翌年の夏まで???)だよ。ほどんど毎日ね。それと1日中俺らは一緒で、時間はあっとゆう間。1日のほとんど俺は彼のこと、彼の笑顔を見ていたよ。彼の話とか沈黙を聴いていた…寝る時間までだったね。俺はよく彼と一緒になって寝たね(たぶん、寝る時間も一緒だったとゆう意味だと思うな、ベッドをシェアしたみたいな意味ではないんじゃないかな???どうなのかな???)。だんだん俺は恋をしたと自覚したね、それは悪いことだったよ。逃げようの無い、感情と交渉のしようの無いことがあったね。選べないこと。それが俺の初恋だったんだ、人生を変えたよ。

Before writing this I'd told some people my story. I'm sure these people kept me alive, kept me save ... sincerely, these are the folks I wanna thank from the floor of my heart.

これを書く前に俺の話を何人かに教えたんだ。俺は確信しているよ。その人たちのおかげで俺は生き続けているし、俺をセーブし続けている…心からね、心の底から感謝をして行きたい人たちだよ。

I never was. I don't think I ever could be. Thanks. To my first love. I'm grateful for you. Grateful that even though it wasn't what I hoped for and even though it was never enough, it was. Some things never are ... and we were. I won't forget you. I won't forget the summer. I'll remember who I was when I met you.

俺に今までの秘密はないし、これからもない。ありがとう。俺の初恋。君に感謝しているよ。俺の願った結果ではないし、決して十分じゃなかったけれど、感謝している。思い通りに行かないことは、誰にだってある。俺は君を忘れることはない。その夏を忘れることはない。これからも、あの時出会った君を覚えているだろうな。

とゆう感じ???途中よく理解できずに飛ばしてしまったフレーズもあるけれど、だいたいこんな感じなんじゃないかなー。とにかく率直で、前向きな文章だって思ったよ。この文章を書いているときは、思い出して辛いのと、どんどんスッキリしていくのと、不安と…いろいろ複雑な気持ちだったんだろうなーって。この彼の告白文を初めて読んだときは、とーっても胸を打たれたし、震える言葉と感じたよ。そして、それから何度読んでも感動してしまう。このカミングアウトがあって、俺は結構びっくりしたんだけど、その理由も、マッチョな考えなアフリカン・アメリカンからなるアメリカ合衆国のヒップホップ、R&Bカルチャーから、同性愛的な発言を堂々とする人(男性)とゆうのはもちろん前例のないこと。時代が違えば命さえ狙われかねない、危険な行為。今とゆう時代のおかげで、彼もこのようにカミングアウトとゆうカタチをとることができ、周りのアーティストやファンに支えられ、万人と変わらず守られることができる。世の中捨てたもんじゃないなぁ…と感じさせられる瞬間だったね。

このFrankのカミングアウトに対して、多くのアーティストがコメントを寄せているよ。twitterとゆうツールがある今、無数の人たちも感銘報告的なことをしていたね笑。中でも嬉しくなったのは、同じOFGWTGKのメンバーでリーダーのTyler, The Creatorがカミングアウト直後に「やっとだね、hahahaha」とゆうようなtweetをしていて、とても微笑ましく思った。Tylerの曲には、彼がホモフォビア(一言では説明し辛いんだけど、簡単に書くと同性愛者に対して偏見や嫌悪感を抱く価値観のこと)と思わせるような歌詞があって、それについて攻められるシーンも以前あったから、Frankに対するtweetに、彼のことを理解していたような印象を受けたので、少し安心もしたんだよ。

それから、BeyoncéもFrankにメッセージを送ったんだよ。ちょっと変わった方法でね、それがコレ↓



恐れることなかれ、正直であれ、寛容であれ、勇敢であれ、詩人であれ、オープンであれ、自由であれ、あなた自身であれ、恋をして、幸せであれ、ひらめきをして

とゆうような内容かな???とにかく、彼女自身が詩人だね。自分自身に言っているようにも思えるし、読んだ人全てに言っているようにも感じる。ずっしりと来る言葉で埋められているね。なぜ彼女はFrankに言葉を送ったのか…Beyoncéとゆう人は以前から、同性愛について肯定的であったことは知られているけれど、それだけの理由で彼にこのような言葉を送ったとは思えないし…調べたよ。なんとね、彼女のアルバム「4」にある「I Miss You」とゆう曲を作ったのはFrank Ocean、彼でした!!!

これがその曲→

また抜粋して、つたない翻訳ね笑

I miss you, like everyday
Wanna be with you, but you're away
Said I miss you, missing you insane
But if I got with you, could it feel the same?

君が恋しい、毎日のように
一緒にいたい、でも君はアウェイ
君が恋しいんだ、恋しくて非常識だ(狂ってしまいそう)
でも君と一緒にいたとしても、同じ気持ちになれるのかな

It don't matter who you are
It's so simple, a feeling
But it's everything
No matter who you love
It is so simple, a feeling
But it's everything

君が誰かなんてどうでもいい
とてもシンプル、それは感じている
でもそれがすべてなんだ
君が誰を愛していたって
とてもシンプル、それは感じている
でもそれがすべてなんだ

と、まぁ、彼がカミングアウトしたことを受けた後に聴くといろんな気持ちが追加されて、一層感動してしまう。↑最初にメモした「Swim Good」の歌詞だってそう。最初聴いたときとは全く違う気分になってしまう。Beyoncéも初めてこの曲を聞いたとき、思わず泣いてしまったそう。つられて俺も泣けるね。

「Channel ORANGE」に収録されている「Bad Religion」という曲がある。

それがこの曲→

結構にかっこいい内容だよ、まず場所はタクシーの中、アラブ人のタクシードライバー(歌詞の中に"Allahu akbar"とゆうフレーズがあるから)に1時間セラピストになってもらい、話を聞いてもらうとゆう感じの内容。それから、例え方もかなり秀逸。意味を理解して、聴くとまた心打たれるよ。

また抜粋して翻訳するね。

This unrequited love
To me it's nothing but
A one-man cult
And cyanide in my styrofoam cup
I can never make him love me
Never make him love me...love...love...

この片思い
俺にはには何もないし
独りのカルトだし
スチロールコップに入った青酸カリだね
彼が俺のことを愛すようにはできない
決して彼が俺を愛すなんてない…

It's a bad religion
To be in love with someone
Who could never love you
I know
Only bad religion
Could have me feeling the way I do

愛し合うことができない相手に恋をする、それは悪い宗教
悪い宗教だけが、俺にこんな風に感じさせることができるってことを知っている

…こんな感じだよね、きっと。宗教とかオカルトで例えるのは、なかなか日本ではないよね。他でもむしろ、初めて聴いた。行きずりの相手にさえも話して、聞いてもらいたくなる悩み、どうしようもない恋の話。そんな彼の気持ちが伝わって来る気がしたね。

本当にどんどん変わっている。価値観の共有方法がどんどん変わっている!!!Gagaの人気も比例するように、最近は本当にどんどん世の中が変わっている!!!俺はそれによって、もっと世界に広がって、世界中の人々が生きやすい世界になって欲しいって心から思う。マイノリティとゆう言葉が、恋愛思考とかセクシャリティとかそうゆうことに対して使われなくなるような状態、選ぶことのできる世の中にね。俺自身、周りに多くのLGBTの人たちがいるワケではないけれど、確実にフレンドリーな人たちしかいないとゆうことは確信しているよ。だから、俺らの世代によってどんどん世のマインドを変えて行けるといいね。まだFrank Oceanについて書き忘れていることとか書き足りないことある気がするけど、十分に長くなっちゃったからね、終わりー。ciao;)

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