

■ ダウト ~あるカトリック学校で~ - John Patrick Shanley (2008 米)
舞台は1960年代のカトリック系の学校。監督、脚本、原作共にShanley氏。
生徒である、黒人の男の子に性的虐待を与えているとゆう疑惑をかけられたFlynn牧師(Philip S. Hoffman)と、事実ともわからぬそれを攻め立てる鬼のようなSister Aloysius(Meryl Streep)、疑惑をSister Aloysiusに伝えたわけだけど、牧師のことを信じてみたり、どっちつかずなSister James(Amy Adams)の、いわゆる実力派な3人の俳優による、吸い込まれるような作品。どこかで見たことのあるキャストだなーと思ったら、「ジュリー&ジュリア」のあの2人だね。「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」とか「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」にも出演していたViola Davisも、黒人の男の子の母親役で出てきて、なんか豪華でかっこよかった。
何が真実で、誰が悪くて、何をどう裁くべきなのか、観ている側としては想像をするしかない。とゆうかんじの内容で、これこそ、こうゆう作品こそ、1人で観ずに誰かと観て、観終わった後に"あーでもない、こうでもない"と話し合いたい1品。


■ 預言者 - Jacques Audiard (2009 仏)
「真夜中のピアニスト」のAudiard監督。内容は殆ど知らずして観賞したよ。舞台は刑務所内で、かなり不条理な環境でいろいろ学び、成長(悪いほうに?)していく少年の話。その少年の役を務めていたのが新星Tahar Rahim、

刑務所内の、コルシカ人(コルシカ島出身の人たち)のマフィアたちと、ムスリム(イスラム教徒)の派閥的な設定が、実にヨーロッパ映画らしくて好きだった。パッと観た感じ、わからない人にはわからない、ちょっとした顔立ちの違いとか、使う言語の違いとか、知っていて観るのと、そうじゃないのとで、楽しみ方も変わってきそうだね。
ダウト、劇場で観たよ、だからケッコー忘れてる。
返信削除シーモアホフマンと、ストリープの演技対決みたいのが怖いけど、
エイミー・アダムスが、中和させてたような…
確かにアレコレ話したいね!
預言者、そうだよね、出身地での派閥とかすんなり観てたけど、
しってたから、すんなり観てたかも。
マフィアもの嫌いだけど、」これはスキだったよー。
ダウト、怖かった!!!
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